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インタビュー

認定NPO法人になって感じていること<Case2>   ー外国人の子どものための勉強会(海老名みさ子さん)-

<団体紹介>

2003.8.25法人認証
2012.11.30 認定取得
地域に在住する主に外国人の子どもたちに日本語や教科支援を行い、また交流の場を提供し、真の自立を支援している。定例勉強会、集中勉強会、おやこ会などの交流会といった3つの活動のなかで、地元の高校生ボランティアの受け入れや恒例のフリーマーケットを行うなど、地域とのつながりも強めている。

1.認定取得のきっかけ

NPOとして活動はしていましたが、スタッフに交通費も出せない状況でした。
せめて交通費ぐらいは出せるよう、法人として安定した体制を作りたいと思ったことが、
認定取得へのきっかけでした。
認定取得を決めた当初は、寄付や会員を募ったり、様々な改革を迫られたりと、認定の基準をクリアすることにプレッシャーを感じ、認定取得を疑問に思うスタッフも出てきて、よくない空気が法人内に漂っていました。

2.認定取得の苦労

会計帳簿や定款の見直しなどが大変だったため、代表がそれまで一人で管理していたことも、何人かで分担するようになりました。認定取得したことで会員やスタッフの理解が進み、協力しあうことで、団体としてまとまっていったように思います。

3.認定取得してから変わったこと

認定取得の過程で、外に向かって発信する必要を感じ、意識するようになった点です。認定取得前には、法人のPRをするなど意識していませんでした。
ホームページや会報で、寄付に関する税制優遇について掲載するようにしたところ、昨年、名古屋市からホームページを見た方からの多額の寄付などがありました。
また、助成金への応募や市のサポートセンターの伴走支援を受けることを通して、外からの視点で団体を見てもらい、必要なことをひとつずつ進めていくようになりました。支援を必要とする子どもたちに活動をもっと知って、参加してもらうにはどうすればよいのかを探るため、認定NPO法人 SERVICE GRANT(サービスグラント)のプロジェクトで*プロボノワーカーとマーケティング基礎調査を行ったのも、そのひとつです。
認定基準をクリアできる法人になるためには、大変さも伴いますが、理事会で何度も話し合った結果、今年度の認定更新を進めることに決まりました。

*プロボノ・・・職務上の専門的な知識や経験・技能を社会貢献のために無償もしくはわずかな報酬で提供するボランティア活動。認定NPO法人 SERVICE GRANTは、非営利組織とプロボノワーカーとをマッチングするプロジェクト型助成を行っている。

<インタビューを終えて>

認定取得しての感想をうかがったところ、「取得してよかった」と第一声で返ってきたことが印象的でした。認定基準をクリアするための手続きを面倒、大変と捉えるのではなく、様々な気づきを得られ、法人がレベルアップできたよい機会だったと捉えていました。
認定取得を機に、法人の公益性をさらに意識するようになったことが、活動の広がりからもよくわかります。昨年は、20年にわたる活動が認められ、千葉教育大賞(千葉日報社主催)を受賞しています。認定取得で得られるものは、税制優遇といった実利的なメリットだけでなく、法人内の意識の高まりや体制の変革など目に見えづらい部分も得ていることに、気づかされました。

認定NPO法人 外国人の子どものための勉強会 ホームページ
https://gaikokukodomo.wordpress.com/

認定NPO法人 外国人の子どものための勉強会 Facebookページ
https://www.facebook.com/gaikokukodomo/