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インタビュー

国籍を問わず、学びたいと思う子どもたちをサポート~NPO法人外国人の子どものための勉強会~

話すことはできても学びはできない

松戸市周辺の小・中学校には外国にルーツを持つ子どもたちがたくさん在籍しています。来日後、1年もすると日本語を聞くこと、話すことができるようになりますが、日本語の教科書を読み理解し、学力をつけていくことは、なかなかできません。学校でも、塾でも勉強についていけないまま受験期を迎えることになってしまう子どもたちを何とかしたいと、19年前に団体を設立しました。

全てがボランティア

正会員数は、現在35名。ボランティアで日本語を教え、算数、数学、国語の学習指導を行っています。松戸と常盤平の教室で、小学生、中学生それぞれ20数名が、週3日学んでいます。ほとんどが1対1の個別指導です。母国で基本的な学力をつけて来日した子どもは、理解が速いのですが、そうでない子には、基本的なことから丁寧に指導しなければなりません。中学生でも、小学校の1年生で学ぶ内容に戻って指導することも少なくありません。指導者は松戸周辺に住んでいる方たちで、元教員、海外生活経験者、元サラリーマン、主婦と様々です。「ボランティアで指導する上に、会費も払って団体運営を支えるの!?」と戸惑う方もいます。教室に通う子どもたちからも、1学期3,000円の経費負担をしてもらいますが、教室の場所の確保、教材の準備等、運営費には、いつも苦労しています。

高校受験をサポート

子どもたちにとって大きな壁になるのは、高校受験です。受験直前に教室に来た子には、進学希望の高校の「過去問」を使って指導します。とにかく高校入試に必要な漢字を習得してもらわなければと、全国の公立高校の入試問題で、出題率が高いものを掲載した「漢字300」というワークブックも作りました。読み、意味、使い方を指導します。受験期の学習が、その後の人生を左右することもあります。高校入試を終えても続けて通って来る子や大学生になっても顔を見せてくれる子もいます。

親とのやり取り

先輩と話す会」「おやこ会」も始めました。子どもたちが学習しやすい家庭環境を作るために、親世代との交流も作っていかなければと考えています。日本生まれ、日本育ちであっても、親世代の文化が違うので、日本になじめない子もいます。「三者面談」ができたらいいなと思うのですが、それぞれの家庭の事情もあり、実現できていません。
これからも、活動内容をアピールし、共感してくれる人の輪を広げ、他団体との連携も進め、国籍を問わず、学びたいと思う子どもたちのサポートを継続したいと思います。

〒270-0034 松戸市新松戸7-517 TEL/FAX 047-345-2051 

認定NPO法人外国人の子どものための勉強会
http://gaikokukodomo.wordpress.com