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インタビュー

中村龍泉さん NPO法人ちばインターネット普及会理事長

セメント会社に勤めていたんですが良きオーナーを得て、脱サラして東京で製造業会社を作りました。今から40年前、35歳の時です。その頃、ある空港近くのホテルが日本で初めてデータベースで顧客管理を始めました。まだパソコンのない時代、オフコンの「端末」という呼び方でしたね。日本で第1号となったデータベース管理の一部に関わったことが密かな誇りです。62歳で自社が大手会社と合併・上場を果たして社長職を退きました。
 2000年、千葉市議だった同級生から「これからは、インターネットの時代だ!」と声をかけられ「千葉ネット創ろう会」を立ち上げました。その後名称を今の呼び名に変更しましたが、同級生の事務所を借りてパソコン教室を開くことになりました。最初は3人の生徒にワードとエクセルを教えました。チラシは一切まかず口コミだけで生徒を集めるやり方は今も続いています。NPO法人を設立したのは2006年です。

パソコン教室で学んだ生徒は延べ1,400人

教え子の中から講師も12人誕生し、稲毛・登戸・千葉寺で教室を開いています。現在までの卒業生徒数は延べ約1,400人、自宅に行ってパソコンをセッティングした人も含めると2,000人以上です。最高齢の方は88歳。圧倒的に女性が多いんです。男性は今さら人に頭を下げたくないのでしょうか。でも最近はだんだん増えてきました。
 講師1名に受講生2名以内、技量に合わせてゆっくり進めています。年配の方は覚えるのに時間がかかりますが、興味のあることを通して次々チャレンジしますね。「パソコンで字を書けますか」とワードから始める。自治会の書類を作るのにエクセルが必要になる。趣味の写真を撮ったら人に見せたくなるし、発表会や審査会にも出たい。インターネット通販で本や機材を買いたい、孫の写真を撮ってカレンダーを作ったり、動画を撮ってユーチューブに投稿したい。どんどん深みにはまっていきます。

インターネットによって自治会の観覧版作りにチャレンジしたい

今はいろいろパソコン講座も開いていますが、ワードとエクセルだけではダメなんです。インターネット学習が絶対必要です。高齢化社会に向かって主婦・中年・高齢者がインターネットを社会的に活用し、ライフライン化できないと、日本は沈没すると思っています。2006年に聞いた、スティーブ・ジョブズの「これからはインターネットがライフラインになるだろう」という講演には感動しました。
 これからの夢はいろいろあります。例えばインターネット自治会回覧板。回覧に何日もかかっている回覧板を電子化できれば、自治体が広報している情報はスマートホンやiPadで会社でもどこでもすぐ読めて、確認できます。千葉市が行っているツイッターやフェイスブックで地域情報の交流をすることや、学校区の情報などをみんなが発信し合えば、地域に関心を持つ人が増え、安心や安全につながると思っています。

連絡先
NPO法人ちばインターネット普及会
http://www.tele-fit.com/
連絡先
タイトル
http://chibakara.jp/